仕事でも一日中皿洗いをしている仕事と
ただ立っている警備員の仕事のどちらが疲れるかと言われれば
警備員の仕事なのかもしれません。
心理学者のアブラハム・マズローという人が
人間の欲求は5段階のピラミッド状になっているという説を唱えました。
1. 生理的欲求(食欲や睡眠よくなど)
2. 安全の欲求(事故防止、経済的安定性、健康の維持など安定した状態になりたい)
3. 所属と愛の欲求(孤独はいやだ)
4. 承認の欲求(認められたい)
5. 自己実現の欲求(自分の持つ能力や可能性を最大限発揮したい)
アラバマ州の減量の医師
一番上の生理的欲求は生きていくために欠かせない欲求なわけですが
この生理的欲求が満たされた場合に2の安全の欲求を求め、
2が満たされれば3を欲しがるといった風に段階的になっているという説です。
これらの欲求が満たされない状態が続くと不安や緊張を感じるんだそうです。
もしもあなたが1と2が満たされた状態だとして
何もせずに過ごせと言われたらどうでしょう。
うつ病で何もする気が起きない状態だとしても
ずっとこのような状態が続けばきっと何かをしたくなるのではないでしょうか。
その行動は3~5のいずれかの欲求に属しているのかもしれません。
私はこの退屈な状態を通り越した
「何かをしたくなる状態」こそが「やる気の原動力」なのではないかと思うのです。
有病率は、精神障害シンガポールCHLD
この「何かをしたくなる状態」を作り出すために重要なのは
もちろん「退屈な時間を作り出すこと」です。
現代社会において実はこの「退屈な時間」こそが一番足りなくなっているのかもしれません。
この「退屈な時間」を造りだすのに特に困った存在がテレビやパソコンなどです。
「退屈な時間」が少しでもあると多くの人はテレビをつけたり、パソコンをつけたりします。
そうするとなんとなくの暇つぶしができてしまいます。
でも「退屈な時間」は消えるかわりに達成感を得ることもできません。
「退屈な時間」を積み重ねることによって「何かをしたい状態」を作ろうとしても
どうでもいい暇つぶしができてしまうことで
何かをしたいという欲求がかき消されてしまうのかもしれません。
ショックをberain
テレビもパソコンもとてもすばらしい道具です。
きちんとした情報収集として活用するのであればそれは価値のあるものです。
でも、テレビやパソコンに自分の時間をすべて捧げてしまうのはとてももったいないことです。
なんとなくでテレビをつけていませんか?
ネットサーフィンで何時間も無為に過ごしていませんか?
今はいろいろな企業がこの空白の時間を狙ってたくさんのサービスを提供しています。
だから、退屈な時間を作るのには逆に努力が必要です。
もちろん暇な時間を楽しむためのサービスがいけないわけではありません。
ですが、だらだらと暇つぶしをしてもその時間を目いっぱい楽しむことはできないでしょう。
時間は有限です。
できるだけ大切に使いましょう。
私もパソコンを使う時間を減らす努力をしなければ(苦笑
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本日の記事作成時間 1時間30分
ブログの更新が遅くなってしまいすみません。
震災以降ずっと体調を崩し気味でしたがようやく回復してきました。
これからもとのペースで更新を続けていけたらと思っていますのでよろしくお願いします。
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